数字のないメジャーシート Ver.2

SOLD OUT

計測だけを目的としたシートではなく、針外しの時や撮影時の魚体のケアにも活用できることを願って、吸水保水の良いメッシュ地のタープを採用しました。
できる状況であれば、水の中に魚を浸したまま、計測や撮影が行えることを理想としています。

※魚を乗せる前に、必ずシートを水に漬けて、しっかり濡らしてから、おこなって下さい。
※足場の高い場所ではランディングネットにシートを入れて水面へ降ろすと濡らすことができます。
※強く折り曲げてしまうと跡が残ってしまいますので保管にはご注意ください。

サイズ : 120cm計測 / H=200、W=1265 [mm]
重さ : 約60g
材質 : メッシュターポリン（PVC）

2021年の秋にランカーパンカーで釣った一匹の写真がきっかけになった数字のないメジャーシート。
その一匹は特別で、パターンの発見から再現性、魚のコンディションまでのプロセス全て、満足度が高い一匹でした。

僕は滅多にメジャーに魚を乗せた写真を撮影することは無かったのですが、その魚のあまりに美しい魚体に、これ以上傷をつけたくない思いから、咄嗟にメジャーを取り出して魚体のケアとしてメジャーシートを敷きました。
興奮状態のまま撮影をして、後でその写真を見返すと、"数字"という視覚情報の強烈さに、意図がかき消されてしまっている写真に見えてしまい、「シートを裏にすればよかった」と、少し後悔しました。
個人的には無地で良いから敷物がほしかった。でも、それではプロダクトとして思想が強すぎる気もして、せっかくなら使って頂ける機会が増えるようにメモリだけを残して、メジャーとしても使える敷物を作りたいと思いました。

その携帯方法にも良いアイデアがあって、丸めたシートを尻手ベルトで止めて小さなカラビナでランディングネットの内側に取り付けておくと、魚を掬うついでにシートに吸水させることができます。

つい、サイズや数で、数字で語られがちな魚釣りですが、アングラーがいつも感動しているのは、けしてそこだけじゃないということを表せるアイテムになったら、という思いがこの数字のないメジャーシートです。